12月6日、
お近くの方が初めてのご来店!ちょっと緊張されておられましたが、古銭ともう使わなくなったリングをお持ちいただきました。ずいぶん、昔に買われたものですが、ずっと、なおしっぱなしということで、おうりいただきました。

こういった買取店は初めてのとのことでしたが、「よくご近所のおじいさんも、気がねなく家での断捨離ということで、不用品を、よくお持ちいただいて、おなじみさんになっていただいたりしていますので、お気軽にお立ち寄りください」と、お話しすると、「そうですね。こんなに入りやすいお店なら、また持ってきますね」と快くお話ししてくださり、「要らないバッグとか、タンスに眠っていませんか?あと、引き出物で貰った銀杯や金杯も、お値段が付くこともあります。また、片方になったイヤリングや、切れてしまったネックレスもグラムでお買取りですので、お気軽にお持ちください。」

リングは若い日に買って、だんだん、デザインも古くなるので、置いておいたものなので、こんなにすると思っていなかったと喜んでくださりました。

バッグも、まだあるので次回持ってきますねと言ってくださり、「ルースも少しはお値段つきます?」と聞かれたので、大き目のサファイヤやルビー、ダイヤは必ず、お値段がつきます」とお伝えすると、「じゃあ、いちどまた、持ってきてみますね」と言ってくださいました。

古銭もお持ちいただき、「父や母が、ずっと大事にしまっていたので」と、お持ちいただきました。

家には、いろいろ、まだまだルイヴィトンや、シャネルをお持ちの様で、「でも、ルイヴィトンはもう、重くてねぇ」と、おっしゃるので、「そうですね。ルイヴィトンって創業以来150年のトランクが未だに使用できるという丈夫さが「クラフツマンシップ(職人気質)」とルイヴィトンが自負する良さなのですが、ですので、おばあ様から、お母さんへ、そして娘に、そして、孫娘へと、修理しながら、長くお使いいただけるという、エコなバッグなんですけれどね。」と、お伝えすると、少し驚かれて、「そうなの?それは、知らなかったわ。」と、おっしゃられるので、高級バッグでありますが、長い時を経ても、お使いいただける縫製の確かさ、品の良さが、一世紀を超えて愛されるバッグなのだと、私もこのお仕事に携わるようになって初めて知ったんです。
それは、ルイヴィトンも、エルメスも、シャネルも、カラー、デザイン、縫製の質が「上質、丁寧、美しい」という点では、共通しています。

そんな話に盛り上がりながら、次回、またお越しいただけるとお話いただけました。